自転車の鍵について

盗難防止策の基本

大事な自転車を盗まれてしまうと大変なショックを受けるものですが、盗難被害にあった方に話を聞いてみると大半の人が鍵をかけていなかったという事実があります。
東京都内では年々被害件数は減っているものの、年間で6万台近い盗難被害が発生しているのです。(平成20年現在)
盗んだ目的としては転売をしてお金を稼ごうとしていたというケースもありますが、移動手段として使うために盗んだという目的が多いのも特徴的です。
このような被害を食い止めるためにも、しっかり鍵をかけておくことがとても重要なのです。

鍵の信頼性について

鍵さえかけておけば大丈夫!と思い込んでいる方もいますが、鍵の種類によっては信頼性に不安を感じるものがあります。
例えば一般自転車には前鍵や馬蹄錠が付いていますが、家庭に存在しているあるものを分解して使うことで簡単に開けられてしまうという事実が存在しています。
この鍵だけで安心していると簡単に盗まれてしまうと考えられますので、シリンダー鍵やワイヤー鍵を併用して使うことをおすすめします。

一般自転車は元々付いている鍵とシリンダー鍵などを併用することで盗難被害を防ぐことができますが、問題になるのがスポーツサイクルです。
重量がとても軽いという特徴があるため、その気になれば担いで盗んでしまうことも可能になります。
また、簡単に分解できるという特徴もあるため仕組みを理解している人であれば簡単にパーツを取り外して盗んでしまうのです。

特にスポーツサイクルは人気が高まっていることから、ネットオークションでも盛んに取引が行われており盗難車が売買されるケースも増えています。
高額なパーツを狙って盗む事例も増えていますので、スポーツサイクルにはフレームだけでなくホイールも合わせてワイヤー鍵でロックしておくことをおすすめします。

正しいワイヤー鍵の使い方

ワイヤー鍵を使ってロックしておけば安心だと思っている方も多いですが、肝心なのはどのようにワイヤーをかけるかという点です。
理想的なのは建物の柱などに自転車のフレームと前輪と後輪を全て巻き込むようにしてロックするのが良い方法です。
この掛け方なら簡単に運び出すことはできませんので、盗みたくても盗めないという状況になるでしょう。
このような使い方をする場合にはある程度の長さが必要になりますので、目安としては1.5~2メートルくらいのワイヤーを選び、できるだけ太いものにしてください。

短めのワイヤーを購入した場合にも基本的には建物の柱などにワイヤーを掛けるが基本になります。
柱とフレームと後輪、または柱とフレームを巻きつけるようにしてロックするのがベストです。
簡単に盗まれないように保管するのが一番良い方法だと覚えておきましょう。